「怖さを克服するというやり方もあるのよね。
でもね、怖くても生きていける、大丈夫という生き方もあるのよ」

私が怖さを日常的に感じやすいと相談したときにみずがきカウンセラーに言ってもらった言葉です。

実は…
不安の海に落ちるとき|心理カウンセラー 小澤昌子 オフィシャルブログ (ozawamasako.com)

小澤カウンセラーの波平さんの(笑)記事を読んで、この記事を書きたいと思いました。
怖がりさんに向けて、とてもあたたかい記事でおすすめです^^

怖れは人間が生きるのに必要なもの

私の息子は発達障がいの診断がおりています。
2歳ごろの息子は、恐れが麻痺しているのか、感じる器が未発達なのか…
とにかく怖れを感じないように見えるこどもでした。

高いところもすいすい移動する。
車が走っている道路に飛び出そうとする。
知らない場所でも、どこまででも走る。
迷子になっても、泣かない。

一緒にいる私がどれだけひやひやしたことか。
どれだけ
「あぶない!」
と、何度肝を冷やしたことか。。

怖れを感じないというのは、本当に危険なんだなと思いました。
怖れは、命を守ってくれる必要な感覚や感情の一つです。

今では息子も「怖い」を感じられるようになったので、本当にほっとしています。

ディズニー

私もそうだったのかも

私は、若かりし頃は(笑)怖いもの知らずのように人によっては見えたかもしれません。
いろんなことに挑戦し、好奇心からしなくてもいい経験もたくさんしてきました。

でも、振り返ると私も「怖さが麻痺していただけだった」ことに気づきます。

怖いから、怖いと感じる前に常に行動していました。
展開も行動も確かに早かったです。
でも、怖いと感じる直前に逃げ出してもいました。

怖れが麻痺していましたし、怖れを感じる器もありませんでした。

正直、人のことを振り回してもきました。
傷つけもしたと思います。
わがままな態度だったと思います。

それが、「怖かったから」なんて、私もわかりませんでした。

その私も、怖さを感じられるようになりました。
衝動的な行動がなくなり、慎重になりました。


考えるな、行動しろ!
と、ちまたでは言われてもいますが笑

人によっては
「しっかり考えてから、行動する」
ことも必要な場合もあるかもしれません。

怖さが麻痺しているがゆえに、周りの人や、自分を傷つけてしまわないように……
その選択が、行動が、周りの人や自分を大切にできるかどうか、一度落ち着いて考えてみる。

大人として、当たり前のことだと思います。
でも、私はできていませんでした。
そのことは、周りの人も自分も大変傷つけました。

怖れのデメリット

今、息子も私も、命や日常を守ってくれる「怖い」という気持ちを感じられます。

麻痺していた怖れは、正直なだれのように私に襲い掛かってもきました。
ものすごく不安で怖くて、生きるのも辛い時期がありました。

やらかしてしまったことを思い返しては、
「なんてことをしてしまったんだ」
と自分を責めました。

最低限のやるべきことをやって、
寝てばかりいました。
私なんて、なにもしないほうがいいと思っていたのだと思います。

なにも挑戦できませんでした。
前にも後ろにも一歩も進めない感覚でした。

この「怖れ」さえなかったら…
そんなことを願ったりもしました。

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怖くないときがあったの?


先月のことです。
「最近、本当にいつも怖いって感じているんだよね……」
と、10年来の友人にぽつりと話しました。

「え笑…怖くないときが今までもあったの?」
と、友人。

なんだか心が軽くなりました。

そうかぁ、私はずっと怖かったのか。
そんな私を見守っていてくれたことにも、感謝です。

そして、私自身も怖さを感じても生きていける、大丈夫と思えるようにやっとなったのかもなぁと思います。
1人だったら、麻痺していたままで、怖いことも感じられなかったのかも。

怖さが麻痺している方が、よっぽど怖いことも身をもって体験しました。
だからこそ、
「怖くても大丈夫」
が、本当にとっても大事で大切なことなんだと思います。

怖くても大丈夫な器を育てる

怖がりな私のところには、直接のテーマではない場合も多いのですが、同じように
「怖い」
と、悩んだり苦しんだりしている方からご相談伺うことが多いなと思っています。

そのため、カウンセリングでは「怖くても生きていける、大丈夫な器」を育てる時間でもあると、私は思っています。

怖いと思っていることを、麻痺がある場合は、まずは「知ること」から始まるのかもしれません。
そして、「話す(はなす)」ことで、少し距離ができるようになります。
「手放す(はなす)」ことになったりもします。

何度も誰かに受け止めてもらうことで、徐々にでも、ご自身でも受け止めていけるようにもなっていけるんだなぁということも感じています。

怖くても、大丈夫。
怖くても、前に進める。
怖くても、生きられる。

でも、それは1人だと本当にきっと、きついし、難しいことと思います。

私も、怖がりだから。
「ともに居るから、大丈夫」
を、お伝えしたいと、思っています。

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カウンセリングサービス所属カウンセラー 
                  いしだちさ
            
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発達障がい児の子育ての経験を通し、生き
辛さの根っこにある未消化な思いや痛みに
動じること無く、穏やかに寄り添い最後ま
でクライアントさんを支えます。
また隠された才能や魅力を見つけ光を当て
ることで、生きる力を一緒に育てます。

「話すことの全てを大切にしてくれて特別
な安心感がある」とご感想をいただいてい
ます。

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