読んでくださっている方に謝らないといけないことがあります。

先日
「父は私に(両親の離婚後)一度も父から会いにきてもらったことがない」
と、書いてしまいました。
「離れ離れになった父の思い」

が!!

本当にごめんなさい!
実は……

父から誘ってもらって
妹と旅行に行ってたみたいなんです……。

いやもう、衝撃!!

どんだけ
「私は父に愛されてないんです。でも、私は父が好きなんです」
って、悲劇のヒロインしたかったんだ!!

愛されている記憶、まるごとすっぽり削除して
恥ずかしい……
でも、笑えちゃったんです。

「やだ、私、愛されてるじゃん。
めっちゃ大切にしてもらってる。

お父さん、私のこと大好きじゃん」

そう思ったら

「あんなこともしてもらった
こんなこともしてもらった」
いっぱい思い出したんです。

いっぱい泣きました。

あなたも、私ほどひどくなくても、
「記憶の削除」

思い当るふし、あったりしませんか?
でも、記憶そのものを削除しているので、なかなか気づきにくいものです。
私は20年、気づきませんでした。

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ことの発端は……



あの記事を書いた当日、めずらしいことに父から妹と三人のグループラインに、父から寒中見舞いが届きました。

やりとりのなかで父は
「そういや、旅行楽しかったよ」
と、書いてあったんです。

「旅行??なんのこと??
え、会ってないんじゃなかったんだっけ?」
私の頭の中ははてなでいっぱい。

混乱の極みです。

父のラインは続きました。
「お土産買うようにお小遣い渡したのに、あんまり買わなかったな」

「なんのこと?」
私の記憶を検索すると、かすかに画像が混じるんです。
買い物風景とか
旅行先の海とか

「行ってるかも……」
まだ、記憶が確定しないw
えーーー、私、こんなに苦しんだのに!
愛されているという事実に、笑えてきちゃって。

うれしいうれしいうれしい!

そんなこんなで、父は昨日誕生日を迎え
妹とグループラインでお祝いしました。

数年、事情があって父とは会えなかったりで私の苦しい思い。
「コロナ禍落ち着いたらご飯食べよう」
と、父から誘ってもらって、すっかり心は春が来ました。

「すべての問題の裏には分離があり、すべての問題はつながりが癒す」

は、本当だなと、実感しています。

まぁ、そんな記憶の削除という衝撃事実を友人に話したところ

「記憶を削除しないとやってられないくらい、寂しかったのかもね」
とも、言ってもらいました。


記憶と、本当の罪悪感とは



あなたにも、あるのかもしれません。

楽しい記憶があるほうが、辛いと思った瞬間。
愛されているはずなら、こんなことされない。
愛されていなければ、愛していなければ、こんなに辛くはない。

そんなふうに、ご自身も、
「もう愛さない」
と、愛を止めた瞬間。

でも、真のトラウマとは「愛を止めること」。
これが、一番の苦しみであり、トラウマなんだそうです。

愛を止めた瞬間から、罪悪感ストーリーが始まる私たち。
愛されていた記憶があると、
「愛を止めた自分の罪悪感が刺激されるから」
私は記憶削除していたのです。


許しとは



どの心理学にも、「許し」の項目が出てきます。
そのぐらい、人生を生きやすくするために、「許し」は欠かせないものなんだそうです。

でも、その許しとは。
「相手を許すことではない」
とも、私は学びました。

「どういうこと?」ですよね。

痛み、苦しみの出来事があった。
もう、愛するもんかと、愛を止めた。
それこそが苦しみの源そのもの。
人生を、うまくいかせない根っこそのもの。
だから、その愛を再び回復させる。

それが許しなんだそうです。


無条件で人を愛するとは



もともと、私たちは愛そのもので生まれてきます。
無条件で愛することのできる存在って、私は親じゃなくて、こどものほうだなって、思うんです。

こどもたちとともにいて、私は本当に
「無条件に愛すること」
を、教えてもらいました。

幼かったころにあったその愛を回復すること。
今持つ、理性と、あのときあった愛で、かつてできなかった
「本当にしたかったこと」
を、させてあげること。

これが、「許し」だって、頭で知ってはいました。

でも、ずっとずっと、記憶を削除するぐらい、私、父に怒っていたんです。
「会いに来てくれないじゃない!会いたいって言っても、会ってくれない。愛されてない」
と。

でも、私、父の一言で
止めてた愛が再び流れ出しました。

感覚としては
凍っていた川が、再び流れ出すかんじかもしれません。

止めていた愛を再び



クライアントさんには
「小さかったころの写真、アルバムを見てみてください」
と、伝えています。

痛みがあると、アルバム見るのも辛かったりします。
暗黒時代のご自身が、そこにいるから。

でも、見方を変えると
痛みの強い辛かった時代を生き抜いた力強いご自身が、そこにはいます。

苦しくて、辛かった一色だと思っていた時期にも
笑っているご自身がいるかもしれません。
たった1人だと思った時期にも、周りに人がいてくれているのかも、しれません。

記憶は、感情にそって、採用したり、削除したりしているのだと思います。
感情が変わると、記憶そのものがどうやら変わることすらあるようなのです。

記憶が変わるくらい、痛みがそこにはあるものです。
一人でやるには、しんどすぎる作業かもしれません。

誰かを、頼ってみて下さいね。

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