私、かつて、
「自分がいなくてもいいのではないか」
と、真剣に思っていたのです。
だから、人との関係を長期間築くことが非常に難しかったのです。
最初はいいのだけれども。
意気込んで、希望があって、人との関係も楽しいのだけれども。
ふと、疲れていることに気が付いて。
やる気がわいてこない自分に
「あぁ、やっぱり、私がいなくてもいいんだろうな」
と、思ったものです。
だから、私は、次の場、次の関係、と、次の環境にうつりました。
カウンセリングでは、
「長期間、人との関係を築けない」
というお話も、時々伺います。
長期間、人との関係を築けない。
自分がいなくてもいいのではないかと、たびたび思う場合、
実は「パターン」になっていることが多いです。
このパターンが作られた最初の出来事を扱うことも少なくありません。
最初の出来事が土台となり、その出来事を映し出して、今の出来事を見るので
おなじような出来事を何度も何度も体験することもあるからです。
このように過去を映し出して、今を見ることを、投影と呼びます。
そのため、かつて、
「自分がいなくてもいいのではないか」
と、思った最初の体験、いじめや、ご両親との関係を伺うことも多いものです。
その辛さ、痛みを癒していくことで、
「今の出来事で感じている感情の大きさ」
で、感じられるようになります。
というのも、今の出来事で感じている感情と一緒に、過去の出来事の痛みや辛さも同時に私たちは感じているのです。
今の出来事に加えて、学生時代のいじめ体験や、ご両親との関係での痛みや辛さも感じているとすると、私たちは適切な対応ができなくなります。
かつての痛みや辛さを、癒していくことで、今の目の前の出来事が
「解決不能」
の出来事から
「解決可能」
に、変わっていくことがあります。
「過去の出来事を映し出して見ていただけだった、誤解だった」
という結論を出される方もいらっしゃいます。
また、
「過去ではなく、『今目の前の人に集中できたことで』少しずつ事態が変わっていった」
と、おっしゃる方もいらっしゃいます。
それだけ、過去を癒すことで、今の出来事が変わっていくことがあります。
今の出来事を丁寧に見て行きながら、過去を癒していく、つまり
投影を取り戻すことで
現状が変わっていくことがあります。
私はこのように、投影を取り戻すなかで、少しずつ、
「自分がいなくてもいいのではないか」
という思いが、軽減していきました。
投影を取り戻すには、実は二つの側面があります。
それは、
①「過去の出来事を投影しているもの」
を、癒していくことで、物事のみかたが変わっていく側面と
②「自分が思ったことを、他人にも当てはめて映し出すこと、投影しているもの」
を、取り戻す方法があります。
今回は①の、過去の出来事を投影している「傷ついた自分」を、癒していく側面を綴りました。
次回は②の自分が思ったことを、他人にも当てはめて映し出すこと、投影していることから、投影を取り戻す側面から綴りたいと思います。

「自分がいなくてもいいのではないか」
と、真剣に思っていたのです。
だから、人との関係を長期間築くことが非常に難しかったのです。
最初はいいのだけれども。
意気込んで、希望があって、人との関係も楽しいのだけれども。
ふと、疲れていることに気が付いて。
やる気がわいてこない自分に
「あぁ、やっぱり、私がいなくてもいいんだろうな」
と、思ったものです。
だから、私は、次の場、次の関係、と、次の環境にうつりました。
カウンセリングでは、
「長期間、人との関係を築けない」
というお話も、時々伺います。
長期間、人との関係を築けない。
自分がいなくてもいいのではないかと、たびたび思う場合、
実は「パターン」になっていることが多いです。
このパターンが作られた最初の出来事を扱うことも少なくありません。
最初の出来事が土台となり、その出来事を映し出して、今の出来事を見るので
おなじような出来事を何度も何度も体験することもあるからです。
このように過去を映し出して、今を見ることを、投影と呼びます。
そのため、かつて、
「自分がいなくてもいいのではないか」
と、思った最初の体験、いじめや、ご両親との関係を伺うことも多いものです。
その辛さ、痛みを癒していくことで、
「今の出来事で感じている感情の大きさ」
で、感じられるようになります。
というのも、今の出来事で感じている感情と一緒に、過去の出来事の痛みや辛さも同時に私たちは感じているのです。
今の出来事に加えて、学生時代のいじめ体験や、ご両親との関係での痛みや辛さも感じているとすると、私たちは適切な対応ができなくなります。
かつての痛みや辛さを、癒していくことで、今の目の前の出来事が
「解決不能」
の出来事から
「解決可能」
に、変わっていくことがあります。
「過去の出来事を映し出して見ていただけだった、誤解だった」
という結論を出される方もいらっしゃいます。
また、
「過去ではなく、『今目の前の人に集中できたことで』少しずつ事態が変わっていった」
と、おっしゃる方もいらっしゃいます。
それだけ、過去を癒すことで、今の出来事が変わっていくことがあります。
今の出来事を丁寧に見て行きながら、過去を癒していく、つまり
投影を取り戻すことで
現状が変わっていくことがあります。
私はこのように、投影を取り戻すなかで、少しずつ、
「自分がいなくてもいいのではないか」
という思いが、軽減していきました。
投影を取り戻すには、実は二つの側面があります。
それは、
①「過去の出来事を投影しているもの」
を、癒していくことで、物事のみかたが変わっていく側面と
②「自分が思ったことを、他人にも当てはめて映し出すこと、投影しているもの」
を、取り戻す方法があります。
今回は①の、過去の出来事を投影している「傷ついた自分」を、癒していく側面を綴りました。
次回は②の自分が思ったことを、他人にも当てはめて映し出すこと、投影していることから、投影を取り戻す側面から綴りたいと思います。
