「どうせ私なんて」と、つい思ってしまいませんか?
元気で幸せな時なら、そうは思わない。でも、落ち込んでいるとき、ふと周りの人がまぶしく見える。
そして、もっと落ち込む。
なんてこともあるかもしれません。
・いつもたくさんの仲間の中心にいて、人気者の友人
・一つのことを極めて、評価されている同級生
・世界を旅して、自由を満喫しているインフルエンサー
そんな人たちをみると
「いいなぁ・・どうせ私なんて」
と、こころのなかで つぶやいてしまう。
でも、そのあと
「そんなふうに思っちゃうの、よくない。自分も、頑張ってる!」
と自分に言い聞かせてみる。
でも、なんだか無理している感はいなめない。
私も、あります。
これ、どうしたらいいのでしょうか。
なぜ、どうせ私なんてと、思ってしまうのか?
そして、どうしたらやめていけるのでしょうか。
綴ってみます。

1、「どうせ私なんて」の正体
「どうせ私なんて」と、思うとき、自分を下に見ています。
自分より上の人を見上げながら
自分は下だと決めつけている。
でも、よく考えてみると
「上を見たらきりがない」と同じように
「下を見てもきりがない」のです。
つまり、心のどこかで
「自分より下の人がいる」
と思っている部分がどこかにある。
「どうせ私なんて」と思うとき。
実は無意識のうちに誰かを見下していることがあるのです。

2、「見下す」と「見下される」の関係
「どうせ私なんて」と、思う多くの人は
「自分が誰かを下に見ているなんて、ないけど・・」
と、思ったりしませんか?
むしろ、人をすごいなと、尊敬できたり、
謙虚さがある方なんだと思うのです。
でも、自分の両親にたいしてだったらどうでしょう。
「どうせうちの両親なんてな」
と、思ったりしませんか?
人によっては
「自分が心のこと学んだから、未熟な両親のこと、私が『上』になって許してあげないとな」
と、思う方もいるかもしれません。
これ、実はちょっと両親のことを見下したうえで許している「見下し許し」ともいえるのです。
でも、親を下に見てしまうと、その親から生まれた自分のことも、どこかで
「親と同様、下だな」
と、思ってしまう。
だから、無意識に
「どうせ私なんて」
と、思ってしまうのです。
けれど心では、自分は下だと思いたくない。
だから、どうにか自分の心を保つために、人と競います。
「負けたくない」「勝てたら、自分のこと認めてあげられそう」
こうして私たちは終わりのない「勝ち負け・比較の世界」に突入してしまうのです。

3、比較の世界は、いつも負け戦
私たちは、ついつい自分が一番苦手なところと、人の一番いいところを比べてしまう。たとえば、自分の足がコンプレックスなら。
友人のなかで一番、美脚な人と比べてしまう。
自分の不得意と、人の得意で比べてしまう。
それではいつも自分が負ける設定です。
そして傷ついた心を守るために、できない人をみてちょっと安心してしまう。
でもその瞬間、心のどこかで
自分がしたように、だれかが私を下に見て
安心するのではないだろうか・・
と、不安になってしまうのです。
比較の世界は、どこまでも不安を生み出す。
だから、不毛なのです。
4、人のよさは、自分のなかにもある
「あの人はすごい。でも、どうせ私なんて」そんなふうに思ったら、
まずは
「そう思うんだね」
と、優しく自分に言ってあげてほしいと思います。
けがをしたら、痛いと感じるように。
心の「痛い」という思いも、ただ湧きあがってくるのです。
否定せず受け止めてあげてほしいと思います。
そのうえで。
私たちは自分のなかにないものを、外にみることができない
という心の法則があります。
映画のフィルムにない場面はスクリーンに移せないように。
あなたが誰かの素敵さを見られるのは
そのよさがあなたの中にもあるから。
「どうせ私なんて」と思った時こそ。
「あの人のよさを見られた私にも、同じ光があるらしいよ。
今日はくらべるのではなくて、自分のなかになにがあるか、探してみよう」
と、意欲を持ってあげてみませんか?
そして、あなたを生んでくれた両親。
両親がいなければ、私たちは今日ここにいることができません。
私を創造してくれた人。
それって、世界でたった二人しかいない。
そうやって、両親を思ってみませんか?
5、私たちみんな素晴らしい
なかなか素直に「どうせ私なんて」をやめられないかも。
と、思うかもしれません。
明日から、人と比べてもいいし、自分を責めてもいいので、今日この5分だけでも
「私たちみんな素晴らしいらしい」
と、思って自分と周りと両親を見てみませんか?
そうしたとき、どんな反応が起こったのでしょうか。
その感覚を、ぜひ、味わってあげてほしいなと思います。
「どうせ私なんて」
「自分を責める癖から抜けられない」
そんなときは、どうぞ一人で抱え込まずに、お話しください。

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