恋愛関係は不思議です。

愛していると思う。なによりも大事にしたいと思う。
でも、たった一通のラインの返信が遅れただけで、まるで世界が終わったかのように激しく責められることだってあります。

「どうして30分も待たせるわけ?」
「私を不安にさせないで。それがわからないって、愛してないってことだよね?」
「俺より大事なものがあるわけだ?」

そのたびに「ごめんね」と、言う。
それも、辛い。
言いたいこと、私にもある。でも、言ったら倍になってかえってくる。
言い争うにも、体力がもうない。

それに、自分の存在を否定されたような気持ちにだって、なっていく。
息が詰まる。

でも。
恋人からこんなに責められるなんておかしいと思っても、離れられない恋があります。

鬼夜叉のような顔のうらに、壊れそうなほど不器用で、誰よりも寂しがり屋の天使がいることを、知っているからです。

その優しさや素顔を知っているからこそ、苦しい。
本当は恋人と別れたいわけじゃない。
でも、このまま恋を続けるのは難しい気がする。
責められるたびに、「自分って、ダメな存在なんだろうな・・」という無力感が心に積もっていく。

もう無理と思って別れる選択をしてもいいのです。
耐え続けなくてもいいのです。それは、逃げではありません。

でも、もし「まだ後悔しそうだ」と感じるのなら。
相手とお別れする前にたった一つだけ伝えてほしいことがあります。

「あなたのことは大好きだよ。でもね。あまりに攻撃するなら、これからずっと一緒にいるのは難しい」

これは、相手を変えるための言葉でも、コントロールでもありません。
二人がどうしていきたいかを、伝えるための言葉であり、境界線です。

・あなたの人間性は好き
・あなたの攻撃的な行動は、受け取れない

この二つをはっきりわけて伝えること。
あなたが何を大事にしたいのか。どこまでOKで、どこまでNGなのか。
伝えることで、相手にも「選ぶ余地」が生まれます。

恋人同士は、なんでも無条件に受け入れる関係ではありません。
なんでも受け入れて、耐え続ける関係も、対等ではありません。

お互いの境界線を知ること。
幸せな恋愛を築くために、欠かせないことだと思うのです。

もし、別れを決めるのはまだ早いと思うなら。
心が伝わるたった一言、伝えませんか?

あなたの未来が、後悔なく、幸せなものでありますように。


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