感情を感じきることは、癒し


私が神戸メンタルサービスに出会う前のことです。
私は笑えませんでした。
時々本当につらすぎる夜は夜布団のなかで声を押し殺して泣いたりはしていましたが、めったに泣くこともなかったです。
怒ることも、楽しむことも、喜怒哀楽、感情というものをほとんど感じないように蓋をして生きてきました。
「たくさんやらかしてきた私に、その価値はない」
そう思っていたからです。

そんな私は神戸メンタルサービスのヒーリングワークなるワークショップに出ました。
「感情を感じきること、それは癒しです」
「幸せになることは、権利ではありません。義務なんです!
あなたが深刻だと、周りの人は辛いんです」
そんな考え方が、心理学の一つにはあるようです。
安心できる場で、本当に文字通り感情を感じきる体験を何度も何度もしてきました。

絶望を泣ききったりできるようになりました。
最初は本当にしんどく、苦しかったです。
でも、本当に憑き物が落ちたようにスッキリしてきました。

そして、何度も通ったある時から、笑えてきたのです。
「どうせ私は…」って思っている私って、超面白い~!
大丈夫だよ~!なんとかなるよ~!
長かった暗闇を抜けられたよ!
と、あんなにも絶望だったのにも関わらず、笑えてきたのです。

もう二度と悲しみや怒りで傷つきたくない。
そんなふうに感情に蓋をすると、たしかに悲しみや怒りも感じにくくなるかもしれません。
でも、楽しみも、笑えることも、喜びも感じなくなっていきます。
感動も感情が動くことですから、なくなっていきます。
生きている実感が乏しくなっていきます。



ひとり


おむつ

鬱でなにも感じないことを「感情的倦怠感」と、いわれているようです。
理由の一つに、以前に感情にどう対処していいかわからないことを経験していることが挙げられます。
そして、その感情は対処されないまま、蓋をします。
忘れ去られることを願って。

子育てをしていますと、「おむつ」とも向き合うことになります。
話はそれていませんので、少しだけお付き合いして下さるととってもうれしいです^^
想像してみてくださいね、「おむつ」に、向き合いたくないと、対処せずに、蓋をして、忘れ去ろうとしてしまいますと…
どんな惨事を招くでしょうか。

しばらくの間はいいかもしれません。
でも、しばらく経ちますと、大変発酵してきます。
超熟成とでも、申しましょうか。
家のなかにあったとしたら、もはやもう誰も家に呼べない状態になると思いませんか?

それが、自分自身の心の内側で起きています。
だれにも見られたくない私の「心のおむつ」。
「心のおむつ」とは「対処されないままどう対処していいかわからず蓋をしてきた感情」のことです。

はい、私の心のおむつは忘れ去ったつもりが大変発酵しておりました。
誰にも気づかれたくないので、誰とも近寄れないのです。
孤独は嫌だと感じながらも、近づいてきた人を切り刻んできてしまいました。
本当に申し訳ないことをしてきました。
やらかしが、やらかしを呼んでたのです。
罪悪感も本当にたくさんありました。

人は誰かとつながると、喜びと感じる生き物です。
誰ともつながれないこと、罪悪感、心のおむつも自己嫌悪、自分が嫌いだと感じる気持ち、孤独感
これらが本当に心の苦しみや重みや葛藤やしんどさとなります。

この苦しみは、ループになります。
苦しい感情は、できたら感じたくない。
これらの感情も「心のなかで忘れ去られたおむつ」としてもう一個、また一個と、増えていきます。
そうすると、ますます人と繋がれなくなっていきます。
考えるだけでも、しんどくなってきますよね。

そのループに、私はいました。
3に続きます。
笑えるってすばらしい③ : 生きづらさ(恋愛・夫婦・親子)◆いしだちさ (blog.jp)



笑えるってすばらしい①はこちらです。
笑えるってすばらしい① : 生きづらさ(恋愛・夫婦・親子)◆いしだちさ (blog.jp)


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カウンセリングサービス所属カウンセラー 
                  いしだちさ
           
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発達障がい児の子育ての経験を通し、生き
辛さの根っこにある未消化な思いや痛みに
動じること無く、穏やかに寄り添い最後ま
でクライアントさんを支えます。
また隠された才能や魅力を見つけ光を当て
ることで、生きる力を一緒に育てます。


「話すことの全てを大切にしてくれて特別
な安心感がある」とご感想をいただいてい
ます。

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