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カウンセリングサービス、いしだです。

かさぶた

「血が出ちゃった」
先日、息子がひざに出来たかさぶたをはがしてしまったようです。

バンドエイドをはりながら
「かさぶた、はがしちゃうと痛いし、治らないよ。
たしかにかさぶたってかゆいよね。
気になるし、はがしたくなっちゃう。
でも、かさぶたはもうちょっとで治るよの合図だから、そっと待てそう?」
と、息子と話しました。

息子は
「やっぱりかゆくてかいちゃうから、手を握っていて」
と、頼んできてくれました。

しばらく手を握っていたら、落ち着いたようでした。

その夜のことです。

以前あった嫌な出来事を思い出し、あー、何であんなことしちゃったんだろう、なんであんな目にあったんだろうと私の脳内で反省会が開催されようとしたのです。

あ、これ、心がせっかく作ってくれたかさぶたを今はがした。
と、気づきました。

私たちも幼いころ、体のかさぶたをはがした経験は一度くらいはあるのではないでしょうか。

何度もかさぶたを剥がすなかで、かさぶたをはがすことは痛いということを実際体験し、誰かからやめたほうがいいよとお話もされたり、回復が遅くなることも学習していると思います。
成長にしたがって、かさぶたのかゆみや違和感から気になってもはがさないことを覚えます。




心のかさぶた


心のかさぶたも、癒えてくるときにもしかしたら、違和感や心のかゆみのような感覚があるかもしれません。

でも、心のかさぶたは、実際に目では見えません。
はがしてしまうと回復しないということを、誰かに教えてもらう機会も私はいままでありませんでした。

かさぶたになったぐらい、心の傷が癒えはじめているよというサインを、おもいっきりはがしてしまったとしたら…

心の出血します。
涙や心の痛みとなると思います。
回復も遅くなってしまうかもしれません。

お手当てを、ぜひしてあげてほしいなと思います。


ほほえみ

お手当て


お手当ては、どんなものがいいのでしょう。

実際に誰かに手を握ってもらえたら、ほっとするかもしれません。
誰かに話を聞いてもらえることで、より癒されるかもしれません。
新しい発見もあるかもしれません。

お布団にくるまれると、落ち着くかもしれません。
バンドエイドや包帯のように、包み込んでくれるからです。

音楽がいい場合もあります。
たとえば、泣ける音楽を聴く。
歌うなどの表現もいいかもしれません。

ヨガや散歩の気分転換がいいこともあるかもしれません。
怒りの場合は、走る! などもすっきりすることもあります。

人それぞれですし、時と場合もあるかもしれません。


手を握って


私も息子に
「ママも、かさぶたもはがしたくなってきた! 手を握ってもらえる?」
と、お願いしたところ

「かさぶたどこにあるの?  ないじゃん」
と、大変クールな対応してもらいました。

さらに傷も広がったところで、ブログに書きながら私は私を癒そうと思います。